酒好きオヤジの釣り日記。

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2022-11-05 (Sat)

長芋の収穫、パイプ栽培と波板栽培の比較

自然薯の収穫まではまだ間がありそうですが、長芋は蔓も枯れ切っていい感じ。なので今日は自然薯に先駆けて長芋を収穫してみました。

長芋は今までの「クレバーパイプ」による栽培と、ローコストを目論んだ「波板」による栽培の二通りを試しています。

畝を横から掘ってみたのが下の左側の写真。波板は1枚しかありませんが、もうすでに3枚分収穫した後です。ちなみに右の写真は波板でムカゴから育てた来年用の種芋。いい感じですね。
横から。 むかごから育てた種芋
さて収穫作業ですが、当然ながら波板のほうは芋の上には土しかないので、下手をすると鍬でガッツリと傷を付ける可能性があり、かなり神経を使います。
掘り進むにつれて芋の姿が徐々に見えてくるのですが「もういいかな?」と思って芋を持ち上げたら、まだ根が残っていたらしく真ん中からポッキリ。ホント疲れる、「芋掘り」というより「発掘作業」という感じですかね。

一方パイプのほうは、芋がパイプに守られているため、鍬でガンガン掘り進めても大丈夫。芋を取り出すときもパイプごと取り出し、中から「コロン」と出せばいいので超ラクチン。
パイプ 取り出した後
ところが、やっぱり全て上手くいくという訳には行かないもので、見ずらいですが上の写真は左が掘り出した直後のパイプで、その中から取り出した芋が右の写真。なぜか今年はチョイと短い。
そして極めつけは下の写真。パイプ栽培の芋の裏側は必ずこんな感じで奇形になってる。やっぱり水の侵入なのでしょうか。
パイプ栽培の芋の裏側

さて、パイプ栽培と波板栽培の芋を並べてみると?
本日収穫した芋たち
左の5本がパイプ栽培、右側の4本が波板栽培。波板のほうがパイプ栽培より大きくてキレイな気がします。

あくまで私個人の栽培法で今年に限った話ではありますが、パイプ栽培は作業性は良いものの姿はイマイチ、波板栽培は自然な姿で収穫できるものの、作業が大変。

作業性を取るか見栄えを取るか。悩ましいところですが、自然薯ではどうなっているのやら。
今後の収穫が楽しみです。

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最終更新日 : 2022-11-05

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